和食の源!?「わかやま紀州館」で、日本を丸ごと味わおう


わかやま紀州館

リピーターを魅了してやまない「わかやま紀州館」独自の品揃え

和歌山県のアンテナショップ「わかやま紀州館」。今年の2月で開店10周年を迎え、昼間は沿線の主婦、夕方からは近隣のサラリーマンで混み合う。

リピーターが多い理由は、その独自の品揃え。
海産物、農産物、その加工品など、地元でしか食べられない食材が、店頭を賑わせる。

ぶどう山椒・くじらのテッパ

ちょっと耳慣れない食材を、いくつか紹介しよう。

ぶどうのように実ることからその名がついた「ぶどう山椒」。爽やかな緑色の山椒だ。
ピリリと辛味が強く、香りが高いのが特徴で、肉や魚料理のアクセントに最適。
発汗作用があり、新陳代謝を促す働きもあるのだとか。
亀田製菓の「柿の種」とコラボしたこともあり、相性の良い食材を結婚相手と見立てた人気投票では、なんと全国1位を獲得した。

クジラのヒレの部分「くじらのテッパ」も人気商品。
日本の古式捕鯨発祥の地といわれる太地町(たいじちょう)で生産されている。湯通ししてあり、酢味噌ですぐいただける手軽さと、360円というお手頃価格もうれしい。酒の肴はもちろん、ごはんのおかずにもおすすめだ。

なれ寿司

「和歌山は南北に長いので、北と南では食文化がぜんぜん違うんですよ」

そう語るのは、わかやま紀州館でプロジェクトマネージャーを務める井沼さん。

例えば、祭りのときには必ず食卓に並ぶ郷土料理「なれ寿司」も、地域により使う魚も違う。「サンマのなれ寿司」は、熊野地方のものが有名。わかやま紀州館でも毎週土曜日に入荷があり、固定ファンがすぐに買っていくという。

四季折々の果物、旬の農産物

和歌山の特産品 みかん

和歌山の特産と言えば、みかんをはじめとする柑橘類。みかん、はっさくは、生産量日本一を誇る。
そのほかにも、温暖な気候にはぐくまれ、柿、梅、桃など、1年を通してみずみずしい果物が楽しめる。店頭に並んだときの良い香りも、楽しみのひとつだ。
和歌山県北山村原産の柑橘「じゃばら」は、花粉症に効くと話題にのぼり、春先には関連商品がずいぶん売れたのだとか。

果物を使ったゼリーやジュース、お酒などもたくさん揃う。目移りしてしまう。中にはスモモ梅を使った美しい色合いの梅酒も。贈答品にもオススメだ。

木曜・日曜以外は毎日入荷する、旬の農産物も見逃せない。この日は特産品の豆類のほか、山菜も入荷があった。

地元の食材は、地元の調理法でいただくのがいちばん!
「調理法などは、スタッフにどんどん聞いてください!」と、井沼さんも言うとおり、スタッフの方が親切に教えてくれる。レシピが用意されていることもあるので、気軽にたずねてみて。

四季折々の果物、旬の特産物

梅干しの品揃えは譲れない! 驚きの常時50~60種

紀州の梅

紀州といえば、やっぱり梅! わかやま紀州館でも、売り上げの約3割を占めるという。
「日本では一番ではないでしょうか」と井沼さんも胸を張る、その圧巻の品揃えは、常時50~60種!

昔からある塩漬け、スタンダードなしそ漬、はちみつやかつおなどで風味付けしたもの、減塩タイプなど、様々な種類を取り揃え、すべて試食もできる。
南高梅の特徴は、しっとりした果肉。「私はコレじゃないと」と譲らないファンも多い。

「おへそに梅干しを貼ると、乗り物酔いしない」と、子供の頃おばあちゃんに言われたのは、私だけではないハズだ。真偽の程は不明だが、梅干しにさまざまな効能があることは間違いない。
夏バテや熱中症防止に、8月がいちばん売れるという。

意外とあの食品も!? さまざまな和食を生み出す和歌山の底力

さまざまな和食を生み出す和歌山の底力

世界遺産にも認定された「和食」。
実は和歌山が発祥だという食品が、多数あるのをご存知だろうか。

具だくさんで、豆腐や野菜などのおいしさを際立たせる「金山寺みそ」。鎌倉時代に、和歌山の禅僧が宋から製法を持ち帰ったのが始まりと言われている。

また、和食に欠かせない醤油も、みそ作りの工程で生まれたものなのだとか。
ほかにも、かつお節、高野豆腐、梅干し、羊羹など、和歌山が発祥の地だと言われる食品はたくさんある。
和歌山は、和食の源流として、忘れてはならない場所なのだ。

アンテナショップの隣には、和歌山県の観光情報が得られるブースもある。

「和歌山のことを、少しでも知っていただけたらと、旅のご相談にも乗っています。情報発信基地として、これからも県全体のPRに力を入れて行きます」(井沼さん)

まずはアンテナショップで、和歌山の奥深い魅力にふれてみてはどうだろうか。

わかやま紀州館

住所 千代田区有楽町2-10-1 東京交通会館 / B1F
アクセス JR有楽町駅から、徒歩1分
TEL 03-6269-9434
営業時間 10:00~19:00(日祝は~18:00)
定休日 年末年始
URL http://www.kotsukaikan.co.jp/product_sightseeing/276/
千代田区有楽町2-10-1
有楽町トゥデイ編集部
有楽町today編集部が有楽町についての情報を発信します。