全国のみそが勢揃い、22種類食べ比べでわかる「おふくろの味」


むらからまちから館

色、香り、味とも、地域色豊かなみそ

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地元を離れたり、もしくは旅先で、ふと自分の “おふくろの味”を意識することはないだろうか。食事の味付けは、地域によっておどろくほど違うもの。「むらからまちから館」のチーフバイヤー・佐久間さんによると、食品の中でもっとも地域色が出やすいものは、調味料だという。

中でもチェックしてほしいのが「みそ」。「むらからまちから館」には全国各地から、さまざまな味わいのものが揃っている。

ラベルを眺めると、東北や北陸のものから、信州のもの、そして東海、近畿と西へ移動し、四国や九州のものまで、日本中のみそを網羅している。

棚の下の段には、小さなタッパーがたくさん並んでいる。実はコレ、試食用のみそ。
フタを開けると、きつね色から焦げ茶色のものまで、色、香り、味ともまったく違う味噌がならぶ。なんと、22種類(入荷状況によって変動あり)のみその試食ができるというから、うれしいかぎりだ。

「地元の人にしてみれば、“みそと言えばコレしかない”というメーカーさんのものを取り揃えています」(佐久間さん)

人気が高い愛媛のメーカーの味噌も、そのひとつだ。

全体的には甘めの麦みその人気が高いそうだが、嗜好は人それぞれに分かれているという。自分の出身地のものを好んで買って行かれる方が多いそうだが、中にはお客さん同士でおすすめしあったりという光景もあるという。みそによる異文化コミュニケーションも、なかなか楽しそう。

料理によって姿を変えるみその魅力

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用途による使い分けのバリエーションが多いのも、みその魅力といえる。

たとえば辛めの米みそは、炒めものや煮込みに向く。ほかにも、甘めの麦みそは野菜などに添える付けみそに、より甘みの強い白みそは、白和えやドレッシングにと、それぞれの特性により使い分けると、みその個性が活きてくる。

「いらっしゃるお客さまは、本当に舌が肥えています。米のものと麦のものを買って、ご自分で好みのブレンドにされる方もいらっしゃいますよ」(佐久間さん)

また、旅先のパーキングエリアなどで、つい手を伸ばしてしまう「もろみみそ」などの加工みその品揃えもすごい。

馴染み深いゆずやねぎ、ふきのとう、青唐辛子から、めずらしいエゴマの葉や、あまり聞いたことのない「ぼたんこしょう」という野菜を使ったものまであり、棚を眺めているだけで、ちょっとした旅行気分に浸れるほど。野菜や豆腐に添える“ごはん系”だけでなく、五平餅につけるような甘いタイプのみそもある。

食事からおやつまで、日本の食卓とは切り離せないみそ。同じみそとはいえ、地域で色や香りもまったく違う。用途によってさまざまに姿を変える奥深いみその魅力を、改めて知った思いだ。

むらからまちから館

住所 東京都千代田区有楽町2-10-1 東京交通会館ビル 1F
アクセス JR有楽町駅京橋口・中央口から徒歩1分
TEL 03-5208-1521
営業時間 10:30~19:30 (日・祭日は19:00まで)
定休日 年中無休(年末年始を除く)
URL http://www.kotsukaikan.co.jp/product_sightseeing/59/
東京都千代田区有楽町2-10-1
有楽町トゥデイ編集部
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