エスプーマされたホイップクリームの新食感が、パンケーキを美味しく演出する
店内に入ると、“わかりやすい”ハワイアンの装飾などがあるわけでないのに、ゆったりとした、まさにハワイらしい時間の流れる空間が迎えてくれる。
隣り合うテーブル同士の距離にも程よい余裕があり、天井に配された流木を集めたオブジェが、優しい風合いの“シャンデリア”のようで、こうした心配りがハワイらしさを引き立てているのだろう。
モアナキッチンカフェは、そのコンセプトを「パンケーキ・ハワイアン料理が食べられるダイニングカフェ」としており、5種類用意されたパンケーキはどれも個性的であり、オーダーに迷ってしまうほどに魅惑的なのだ。
なかでもオススメなのは、「フルーツミックス」(1,690円)。ふっくらとやや厚みのあるパンケーキの上には、マンゴー、キウイ、イチゴ、バナナ、ブルーベリーといった南国のフルーツがパンケーキを覆い尽くすようにどっさりと盛りつけられる。
さらに、見るからにふわふわそうなホイップクリームの“山”がこんもりと乗っかっている。このホイップクリームは、エスプーママシーンを使って作られていている。そのため、空気の層をクリームのなかにふんだんに取り入れているので、口に含んだときの柔らかくもパフッという食感とともに消えてしまうような不思議な感覚を甘みとともに味わえる。
パンケーキの生地にももちろんこだわりが見られる。ほんのりとした甘みが感じられるのだが、ランチなどに食べても満足の行く“食事”感もある。3段重ねになっており、誰かとシェアして食べてもいいかもしれない。
夜のハワイも面白い。パパス料理と南国ビールで乾杯
モアナキッチンカフェでは、パンケーキのほかにも定番のロコモコやライスボールもある。どちらもお米に十五穀米を使っている。
「オリジナルグレービーロコモコ」(990円)や「テリヤキロコモコ」(990円)は、それぞれの味付けのハンバーグと目玉焼きが乗せられたイメージ通りのロコモコだ。
他にもエッグベネディクトも本場そのものの作り方で提供されており、気分は盛り上がる。
※写真は『エッグベネディクト』
ディナーに合わせた小皿料理のパパスには、ハワイの定番のからあげ「モチコチキン」(550円)や、エビのペーストをバゲットに乗せて揚げた「シュリンプトースト」(550円)などがあり、ハワイのトラディショナルなビールとして知られるKONA BEERとともに気楽な雰囲気で楽しみたい。
また、有楽町で働く女性に人気なのが、テイクアウトもできるスムージー。美容にもいいとされるアサイを使ったスムージーが人気だそうなので、注文に迷ったら試されてはいかがでしょうか?
※写真は『アサイボウル』。
※価格はすべて税抜き表示になります。
モアナ キッチン カフェ 有楽町ITOCIA店
住所 | 東京都千代田区有楽町2-7-1 有楽町イトシア / B1F |
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アクセス |
JR有楽町駅中央口徒歩1分 地下鉄有楽町線有楽町駅D7番出口徒歩3分 地下鉄銀座駅C9番出口徒歩3分 |
TEL | 03-5361-1634 |
営業時間 | 11:00〜23:00(LO22:00) |
定休日 | なし |
URL | http://www.itocia.jp/shops/index?shop_id=23 |
有楽町today編集部が有楽町についての情報を発信します。