有名脚本家も愛した、有楽町でレトロモダンな雰囲気を味わえる喫茶店


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有楽町から銀座といえば昔は喫茶店が立ち並んでいたエリア。ところが、誰もが大好きな“喫茶店メニュー”である「カレーライスやハンバーグ、パスタやサンドイッチを食べたい!」と街を見渡してみても、現在ではなかなか“王道の喫茶店”に出会えなくなってしまいました。そんな中、数寄屋橋交差点の「西銀座デパート」で今でも元気に営業している貴重な老舗喫茶店があります。「カフェ ブリッヂ」は長い歴史を誇る“王道喫茶店”として、誰もが足を運びやすい居心地の良さと美味しいメニューで出迎えてくれる名店です。

脚本家として名を馳せた向田邦子さんが駆け出し時代に原稿執筆のため利用した歴史ある有楽町の名店

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脚本家・エッセイスト・小説家として名を馳せた向田邦子さん(享年51)が駆け出し時代、原稿執筆に利用していたことでも広く知れ渡っている同店。執筆の合間につまんだ辛子バターのきいた「ミックスサンド」は、今も愛される同店の看板メニューです。

落ち着いた店内は、居心地の良さがたまらない設計。レトロモダンな空間に身を委ねながら思い思いにくつろぐのは、実にバラエティに富んだ客層。初めて足を運んだ人も入りやすくいつの間にか自然と通うようになるほど、“ファン”としてリピーターが多く熱い支持を受けていることからも実直に歴史を積み重ねていることがうかがえます。

店長がアメリカ留学時代に体験した「アメリカのカフェの雰囲気を日本でも」との想いから、喫茶店としてリニューアルオープンしたことからはじまった同店。空前のパンケーキブームよりずっと昔から定番として提供し続けていたほど、“時代の先駆け的存在”としても親しまれています。

ブームよりずっと前からパンケーキを提供していたほどの“時代の先駆け的存在”は王道喫茶店メニューが豊富

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たくさんある人気メニューの中からのおすすめは、12種類ものバリエーションを用意している自家製パンケーキ。当初から特製の鉄板を導入したほどのこだわりメニューです。

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中でも「メロンパンケーキ」は見た目も味も斬新。メロンを型どった愛らしいフォルムといい、本物のメロンを使った味わい深い美味しさといい、どれをとっても他店にはない逸品。同メニュー目当てに足を運ぶ人が後を絶たないほど、今では同店を支える愛らしいメニューです。

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「ティラミスパンケーキ」「ベリーいちごパンケーキ」「スノーホワイトパンケーキ」なども人気が高いメニュー。いずれもドリンクセット1,550円~1,600円(単品1,050円)で提供されています。

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また、牛肉100%のハンバーグ(和風・煮込み・イタリアンなど)や、スパイスやルーにまでこだわったカレーライス、じっくりと煮込まれたシチュー、喫茶店メニューには欠かすことができないパスタ、昔なつかしからイマドキの味わいまで幅広いサンドイッチなど、「ここに訪れれば必ず食べたいメニューに出会うことができる」ほどのメニューの豊富さは特筆すべきもの。

もちろん、コーヒーや紅茶などドリンクもすべて本格志向。ゆっくりと時を過ごせる穏やかな空間で、ココロにもカラダにも温かい美味しいメニューを味わってみては。

カフェ ブリッヂ

住所 東京都中央区銀座4-1西銀座B1F
アクセス JR 「有楽町駅」 銀座口 徒歩3分
地下鉄 「銀座駅」 C5,C7出口 直結
TEL 03-3566-4081
URL http://www.nishiginza.co.jp/page/shopguide/detail/?id=33