前身である「有楽町阪急」の全面改装によって新たに誕生した「阪急メンズ東京」。メンズ専門館として「ジェットセッター」をコンセプトに、洗練されたラグジュアリーブランドを厳選し展開していることからオープン以来大好評ですが、その中にある「THE MONOCLE CAFE(モノクルカフェ)」はそのコンセプトや方向性が合致したことから阪急メンズ東京への出店を決めた居心地のよさとクールさが同居したカフェとして高く評価されています。
「ジェットセッター」のコンセプトが合致し阪急メンズ東京で展開する同店は編集長タイラー・ブリュレ氏が中心となり世界観を表現
イギリス・ロンドンを情報発信拠点として北米・ヨーロッパ・アジアの主要都市含む111以上の市場で販売されているグローバル情報誌「MONOCLE(モノクル)」。そのMONOCLEがプロデュースする世界初のカフェとして、阪急メンズ東京の誕生と同時にオープンしたのはまだ記憶に新しいところ。
MONOCLEの編集者たち、とりわけ編集長のタイラー・ブリュレ氏が旅先で出会った最高の味や経験を楽しんでもらおうとカフェ作りがスタートしただけあって、MONOCLEの世界観を余すところなく表現されたカフェには、連日、ビジネスマンやノマドワーカー、買い物帰りに立ち寄る人やフード・ドリンク目当てに訪れる人まで、メンズ館への出店ながら幅広い客層に支持されている良質なカフェとして知られています。
シンプルかつスタイリッシュにまとめられた店内は黒をキーカラーにMONOCLEの表紙とリンクさせた構成
B1Fにありながら開放感あふれる店内は、実にシンプルでスタイリッシュ。黒・木のベージュ・白・グレーのカラーで全体が統一されており、中でも上手に配された黒がMONOCLEの表紙とリンクして世界観を彩っています。
座面に黒を採用し、洗練された表情をもつ椅子は日本が誇るマルニ木工製。黒いシェードのランプはドイツ製で、いずれも本国イギリスの事務所や同店以降に出店されたカフェで使用されているものと同じ。テーブル上からランプまでの高さも本国と同じように仕上げたこだわりは、すべて編集長タイラー・ブリュレ氏だからこそ成し得たこと。
日本をこよなく愛する編集長が日本で一番大好きな「カレー」「カツサンド」を看板メニューに据えた展開
自身もジェットセッターとして世界中を飛び回る傍ら、同氏が中心となって選んだ「質が良い」とされるあらゆるものを取り入れたことから、同氏のライフスタイルが反映されたともいえるカフェ。特に日本をこよなく愛することもあってか、マルニ木工製の椅子を採用しただけでなく、メニューにも日本らしさが色濃く反映されていることも興味深い発見です。
カレーとカツサンドは同氏が日本で一番大好きなメニューだけあって、同店の特筆すべき看板メニュー。カレーは10種類以上のスパイスを使用し深みのある風味と味わいの黒カレー。カツサンドは国産の豚ロースと豚バラをミルフィーユ状にしたカツをはさんだボリュームあるタイプ。オープン以来、同店の定番として根強い人気を誇っています。
また、デリやサンドウィッチはジェットセッターの食生活を反映し、日本・ニューヨーク・デンマーク・イギリスなど各国の味がズラリ。本国イギリスのホームメイドスイーツの代表的存在であるアップルクランブルやキャロットケーキも人気メニューで、MONOCLEの「M」をあしらったロールケーキもオーダーが多い一品。
コーヒーにもこだわりがあり、今年に入って大幅なリニューアルがはかられたコーヒーラインナップは、現在、本国とまったく同じ豆を採用。オールプレス・エスプレッソを使用していることから、フードのみならずドリンクにも力を入れていることがうかがえます。
どのメニューも、味の改良が都度施され、定期的にリニューアルしながら提供されているこだわり尽くしです。
「THE MONOCLE SHOP」では吉田カバンとのコラボ商品や日本の伝統的な木の香りを用いた香水などを販売
加えて、カフェに隣接された「THE MONOCLE SHOP」では商品販売も。吉田カバンの「PORTERコレクション」とのコラボも好評ですが、コム・デ・ギャルソンとコラボした日本の伝統的な木の香り(ヒノキなど)を用いた香水も評価が高いアイテム。海外の人には「日本のトラディショナル」として、日本人には「昔からともにある安らげる自然な香り」として、どちらの客層にも好まれています。
すべてが上質で彩られた阪急メンズ東京との親和性も高く、洗練された空間と良質なメニューを提供するTHE MONOCLE CAFE。ビジネス利用としても、プライベートの息抜きとしても、使用用途が幅広い同店でMONOCLEの世界観に浸りながら過ごしてみては。
THE MONOCLE CAFE(モノクルカフェ)
住所 | 東京都千代田区有楽町2-5-1 阪急メンズ東京B1F |
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アクセス | JR有楽町駅 銀座口 徒歩1分 |
TEL | 03-6252-5285 |
URL | http://news.hankyu-dept.jp/mens-tokyo/cafe/ |
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