「目の不自由な方が安心して街を歩けるように」との願いをこめた募金活動はもちろん、体の不自由な方々への理解と思いやりの輪を広めることを目的としたチャリティ・キャンペーン「ラジオ・チャリティ・ミュージックソン」。毎年12月24日〜25日に開催されるため、「クリスマスといえばミュージックソン！」との呼び声も高く、クリスマス恒例イベントとしてすっかりおなじみの存在に。

42年もの間、継続して実施された同キャンペーンの想いに賛同し、これまでに43億円を超える浄財が寄せられ、3057基の「音のでる信号機」をはじめ、「声の図書」や「立体コピー」、機器のデジタル化に伴い開発された「デジタル録音図書編集用パソコン」などの寄贈を続けています。

昨年に引き続き、有楽町駅前広場に登場した特設ステージ「愛の泉ステージ」では、今年も盛りだくさんのプログラムが目白押し！クリスマスで華やいだ街並みにより一層彩りを添える2日間になりました。

24日(土)12時からスタートした「愛の泉ステージ」に登場したのは、昨年に負けず劣らない豪華なメンバー。同初日には、お笑い芸人のナイツ、Hi-Hi、ダーリンハニー、むらせなどのお笑いライブや、アーティストのRAG FAIR土屋礼央、Bitter & Sweetなどがミュージックステージで魅せる構成に、土曜日ということもあり有楽町駅前が大賑わい。翌25日(日)10時から、サンドクロック、Singer haruなどが盛り上げ、大好評の2日間が幕を下ろしました。

毎年、「楽しみながらチャリティーに参加できるからうれしい」との声があがるように、今年の「ラジオ・チャリティ・ミュージックソン」も多くの方々がステージのみならず募金に参加した2日間。楽しませながらも真剣に呼びかけるアーティストたちの熱心さも好印象でした。

長年に渡って同キャンペーンを続けてきたニッポン放送はじめ全国11局の想いが伝わるステージに、早くも次回への期待をふくらませる方々も。参加できなかった方も、ぜひ今年の開催をお楽しみに！

農商工連携による、全国の市町村と千代田区の交流の促進や、会員相互の連携を目的に発足した「ちよだフードバレーネットワーク」がおくる「オータムマルシェ」。同団体に参加する自治体や地域の食材はもちろん、それらを使った料理を紹介しながら、全国の“おいしいもの”を知ってほしい！交流を深めてほしい！との想いをこめて実施されました。

3日間にわたって開催されたイベント当日は、有楽町駅前広場に特設ブースが並び、海産物や特産品加工品、菓子類まで勢揃い！下は小さなお子さんから、上はおじいちゃん、おばあちゃんまで、幅広い世代が楽しめる内容で活気にあふれました。

中でも、ココロくすぐられる湯気と香りを立てながら、できたてアツアツを提供したキッチンカーは、いずれも大人気。

ふるまわれたのは、岩手県釜石市の「釜石コロッケ」、島根県海士町の「サザエ壺焼き」、石川県穴水町の「イカ焼・蒸し牡蠣」。作りたてがなによりおいしい料理とあって、その場でほおばりながら「美味しい！」の声があがる盛況ぶりでした。

物販ブースでは、試食や試飲を満喫しながら、お気に入りを見つけるように買い物にふける参加者ばかり。岩手県大槌町の海産物や福島県白河市の豚肉みそ・ドレッシング、茨城県守谷市のチーズケーキ・ホウレンソウパスタ、島根県邑南町のハーブティー、愛媛県西予市のトマト加工品など、一例をあげただけでも個性豊か！

いずれも魅力たっぷりの品々ばかりで、偶然通りがかった方々まで吸い寄せられるようにブースをのぞき、表情をほころばせながら買い求めていくほどの盛り上がりをみせました。

おいしい“食”の新たな発見の場となった「ちよだフードバレーネットワーク・オータムマルシェ」。まだまだ知らなかった味覚との出会いは、毎日の食をもっと豊かにしてくれそう。この機会に全国の“おいしいもの”を探求してみて！