老舗が揃う！有楽町「レトロ喫茶店」5選

有楽町エリア厳選の“レトロ喫茶店”で真っ先に名前があがる、創業1957年の「珈琲館 紅鹿舎」は、有楽町ガード下にそった日比谷の路地の一角に立地する老舗喫茶店。

喫茶店定番メニューの“ピザトースト”発祥のお店として、頻繁にメディアにも登場し、口コミ人気も高い同店では、まずは元祖「ピザトースト」（単品税込900円）を試してみて。ドリンクも一緒に味わいたい場合、「ドリンク付セット」（税込1,250円）がオススメです！

脚本家・エッセイスト・小説家として活躍した向田邦子さん（享年51）が駆け出し時代、原稿執筆に利用した「ブリッヂ」。「西銀座」開店と同時に創業し、多くの人に愛される名店です。

向田さんが執筆の合間につまんだ「ミックスサンド」も看板メニューながら、ぜひオーダーしてほしいのは、空前のブームが起こるずっと以前から提供していた自家製パンケーキ。現在では12種類ものラインナップで、懐かしい味からイマドキまで目移りするほど用意されています！

2015年に50周年を迎えた「東京交通会館」の開館当時から営業をつづけるのは「ジュン 喫茶室」。3Fの屋上庭園に面した立地のため、テラス席も楽しめる老舗喫茶店として人気です。

昔ながらの喫茶店メニューからカフェメニューまで幅広く提供していますが、女性人気が高い名物といえば、エビとクリームでふんわりやわらかな味わいの「びっくりオムライス」（ランチ価格・税込930円）。ランチはスープ・サラダ・コーヒーOR紅茶（ホットORアイス）付き！

有楽町から銀座のスイーツ激戦区で、長年通う常連客に愛される「CAFÉ de GINZA MIYUKI-KAN 2丁目店」は、南フランスの老舗店のような佇まいが人気の名店。

本物志向で厳選されたインテリアと内装のみならず、本格派メニューも豊富で飽きさせません。中でも、熊本県球磨産の和栗を100％使用し、年間20万個もの売上を誇る「和栗のモンブラン」（税込648円）はマスト。ぜひ朝夕2回お店で手作りされる超売れ筋看板メニューを！

「有楽町イトシア」オープンと同時の出店のため、まだ同地での営業は10年ほどとはいえ、大正ロマンあふれる空間と本格的な味を堪能できる「椿屋珈琲店 有楽町茶寮」は外せません。

必ず食べてみて！とオススメしたいのが、人気ランチメニューの「椿屋特製ビーフカレー～ピクルス付～」（税込1,380円）。深い味わいのビーフカレーと、本格サイフォン珈琲を味わいつつ、非日常感たっぷりの空間にゆったりと身を委ねながらタイムトリップ気分で！

いずれのお店も個性豊かで、あらゆる楽しみ方ができる喫茶店ばかり。歴史ある風格を感じたり、コンセプトごとの特徴に親しめる名店揃いです。あらためて喫茶店の魅力に触れてみて。