地球温暖化によるヒートアイランド現象など、大都市圏がもつ環境問題が大きな注目を集めている昨今、古くから日本に伝わる『打ち水』をテーマにしたイベント「有楽町打ち水ウィーク2016」が、去る7月29日(金)~8月4日(木)、今年も有楽町駅前広場にて開催されました!
有楽町駅周辺まちづくり協議会主催「有楽町打ち水ウィーク2016」を通して環境問題を考えよう!
気温の上昇に伴い、電力需要拡大の影響から電力不足が問題になり、『エコ』『省エネ』が課題にあがるばかりか、大都市圏ではヒートアイランド現象が深刻化しています。
そんな中、再び脚光を浴びているのが『打ち水』。古来から脈々と受け継がれ、日本が誇る江戸文化の知恵『打ち水』は、自然の力で夏の暑さを和らげる効果をもつだけではありません。打ち水をする姿はいなせで美しく、風情豊かで実に涼しげです。
有楽町駅周辺まちづくり協議会主催で執り行われた「有楽町打ち水ウィーク2016」は、ヒートアイランド現象など大都市圏特有の環境問題を一緒に考えながら、『打ち水』を実践するイベントとして、首都圏に集う人同士のコミュニティ意識も高まり大盛況でした!
オープニングセレモニーでスタート!ライブイベントや協賛ブースで有楽町駅前広場が大にぎわい!
オープニングセレモニーは、7月29日(金)17:30から、大手町・丸の内・有楽町夏祭り2016実行委員会の企画による「有楽町打ち水」を開催。MC担当のニッポン放送・新保友映アナウンサーの進行により、有楽町駅周辺まちづくり協議会の代表者をはじめ、関係各所の代表者紹介の後、近隣企業などの在勤者や、地元千代田区内に本部をおく上智大学の学生たちが参加して、みんなで一斉に打ち水!
浴衣を着て参加する方々も多く、時折歓声をあげながら、誰もが打ち水を楽しむ様子が印象的。翌日からは「みんなで打ち水」と題し、期間中、毎日夕方に行われ、日本の伝統文化と触れあいながら空気がヒンヤリする瞬間を味わいました。
7月30日(土)からは、ライブイベントや各協賛ブース、キッチンカーが登場し、大にぎわい!「Mujifa」「牛島隆太」「おとえんぴつ」らが代わるがわる美しい音色を響かせ、協賛の高橋酒造やリロバケーションズなどのブースが選りすぐりの品々を並べ、訪れた方々が笑顔の花を咲かせました。
また、今回の「有楽町打ち水ウィーク2016」では、今年4月に発生した熊本地震の被災地支援を目的とした募金活動も行われ、熱心に募金をする方も多く見受けられました。
江戸文化の知恵『打ち水』により、環境問題を考えるきっかけとなった「有楽町打ち水ウィーク2016」。早くも次回の開催が楽しみです!
有楽町打ち水ウィーク2016
場所 | 有楽町駅前広場 |
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日程 | 2016年7月29日(金)~8月4日(木) 12:00~19:00 *イベントは終了いたしました。 |
アクセス | JR有楽町駅 駅前 地下鉄有楽町駅 徒歩1分 地下鉄銀座駅 徒歩3分 |
URL | http://www.yurakucho-kyogikai.org/news/update132.html |
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