本場のシェフによる本物の「インド王侯貴族の味」
マロニエゲートの11F、エスニック料理店が軒を連ねるフロアの一角に、オリエンタルラージはある。
ここでは、日本にいながら、「インド王侯貴族の味」が楽しめると、人気を博している。実は、この店のオーナーは、インドの貴族出身。そのオーナーが、現地より、実際にインド上流階級に仕えるトップシェフを呼び寄せているのだ。
店内には豪華な生花が飾られ、さすが「インド宮廷料理」という趣き。座り心地のいい大きなゆったりとした椅子に、重厚感のあるテーブルと、インテリアも一流。
印象的なのは、大きな窓。晴れた日にはさんさんと陽が差し込み、清潔感のある室内のすみずみまで、明るく輝いている。雨の日は雨の日で、窓に打ち付ける雨を眺めながらの静かな食事も、趣がある。
いっさいの妥協ナシのこだわりインドカリー
ランチタイムの人気メニューはやはり、ランチビュッフェ(1280円)。4歳以下は無料で、制限時間は90分あるので、好きなメニューを心ゆくまで食べることができる。
種類も豊富なサラダや、「サブジ」などのインド特有の野菜料理、そしてタンドリーチキンなどのグリル料理も食べ放題だ。サラダは日替わり。取材に伺ったこの日は、「ポテトとリンゴのサラダ」、「インド豆のサラダ」、「季節野菜のミックスサラダ」が用意されていた。馴染みのあるサラダながら、異国情緒が漂う。
カレーも定番の「チキンカリー」をはじめ、かじきまぐろを使った「フィッシュカリー」、国産の鶏ひき肉を使った「キーマカリー」、インド人には故郷の味といえる「豆カリー」などが、日替わりで各種並ぶ。テーブルにはチリペッパーも常備してあり、辛さも好みで調節できるのがうれしい。できたてのナンも食べ放題で、頼めばテーブルまで持ってきてくれる。もちろんサフランライスもある。
カレーへのこだわりは相当なもの。素材のみならず油にもこだわり、なたね油の一番搾りのみを使用している。化学調味料は一切使わず、20種のスパイスとハーブが、味に彩りを添える。じっくりと炒めた玉ねぎが、辛さの中にもまろやかさを感じさせる。
ゆっくり楽しみたいなら、高級感あふれるディナーコース
ディナータイムのコースもまた、豪華なラインナップ。誕生日や記念日などのディナーにもピッタリだ。
メインは3種のカレー。「ナスと玉ねぎのトロトロカリー」、「バター&トマトソースのチキンカリー」、「自家製チーズとほうれん草のカリー」と、人気の高いカレーがすべて食べられる。焼きたてのナンと、サフランライスが添えられ、それぞれに違う風味が楽しめる。
このセットにはほかにも、グリーンサラダ、タンドリーチキン、エビのバーベキュー、そしてデザートとドリンクが付く。
ベースになっているのは、インドの北部の味。そこに和のテイストも取り入れている。本格的でありながら、日本人の口にも合うまろやかな味が、訪れる老若男女を魅了してやまない。
※写真は「お肉とお野菜のリッチ御膳」(3200円)
※価格はすべて税込み表示です。
【閉店】オリエンタルラージ
住所 | 中央区銀座2-2-14 マロニエゲート11F |
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アクセス | JR有楽町駅から徒歩3分 |
TEL | 03-3538-2525 |
営業時間 | 11:00〜23:00 |
定休日 | なし(マロニエゲートに準ずる) |
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