海の幸と山の幸が一挙に堪能できる愛媛県。その味覚は東京でも味わえるって知ってました?
有楽町のお隣、新橋駅から徒歩すぐのアンテナショップ「香川・愛媛せとうち旬菜館」を筆頭に、東京エリアの飲食店でも愛媛のブランド食材を堪能できるんです。
サシと赤みが魅力「愛媛あかね和牛」柔らかくて美味い!
愛媛生まれ、愛媛育ちの生粋の黒毛和牛が「愛媛あかね和牛」。飼料に亜麻仁油と愛媛県の特産物であるかんきつを使うことで、健康的な肉質が実現。ヘルシーな和牛です。
今回は、愛媛食材を使った料理が堪能できる店の一つ、「春秋ツギハギ日比谷」(http://shunju.com/tsugihagi)で、愛媛グルメを堪能してきました。
左が「愛媛あかね和牛」、右が「愛媛甘とろ豚」
ストーンプレートに丁寧に盛り付けられた愛媛産の肉素材。
愛媛あかね和牛の炭火炙りは、適度にサシが入っているので赤身なのにパサつくことなく柔らかな歯ごたえ。ごま油と辛味の効いたソースが食欲をそそります。
いま大ブームの赤身肉ですが、やっぱり適度にサシが入った赤身肉は美味しい!
「36℃の口どけ」というキャッチフレーズの通り、「愛媛甘とろ豚」はさらっとした脂で嫌味のない甘みが特徴。愛媛の裸麦で育てた中ヨークシャー種で、臭みがないのも魅力的です。
柔らかいのに弾力のある肉と、さらりとした脂が織りなす繊細な味わいは「愛媛甘とろ豚」ならでは。まずは、素材そのままの味を堪能。次にレモンや塩などを少し足すことで、一味違った旨みが引き出されます。
このプレートは取材時の試食用に提供していただいたのですが、なんと!この愛媛肉のプレートが8月末までの期間限定で食べられることになりました! 2100円(税込)で愛媛のブランド肉を堪能できるのはお得です。
愛媛県内でもまだ本格的に流通していないという「愛媛あかね和牛」。まだ希少な和牛で、ランクにするとA3〜A4に該当するのだそう。
牛肉はサシのバランスが肝ですが、食べ応えのある赤身と旨味が詰まったサシのいいとこどり。この絶妙なバランスは、ありそうでなかった味わいです。
◆単品メニュー
愛媛あかね和牛”らんいち” レアに仕上げた炭火炙り焼き
太白胡麻油、塩葱と辛味ソース ¥2500(税込)
※単品メニューは日比谷店でのディナーに限ります。ランチ時にご希望される際は要前日予約
まだまだある愛媛の美味しいグルメ
海に山にと、愛媛の恵まれた環境が心底羨ましくなります。
お次は海の幸。まずは愛媛の三津浜産の真鯛をメインにした、「真鯛のカルパッチョ塩昆布を効かせた、和の仕立て」アラカルトで1680円(税込)。
洋風の味付けが主流なカルパッチョも、塩昆布のソースで和風に変身。
真鯛の甘みと、ミョウガなどの薬味の苦味がマッチ。昆布の深い旨味がコクを添えています。
さっぱりとした味わいなので、ビールにもワインにもよく合います。
お次は、「太刀魚のソティ」(コース料理のみ)。
皮をカリッと焼いた太刀魚。対照的に身はふっくらとした柔らかい歯ごたえ。
二つの食感が同時に楽しめます。
最後は、食事の〆にぴったりな「鱧と久万高原米の鉄釜飯」(4名分1.5合/2200円)
鱧をふんだんにのせて炊いた釜飯は、関東ではちょっと珍しい甘めの味付け。三つ葉をアクセントに、鱧の香ばしさとほろほろと崩れる身がご飯と溶けあいます。一口で旨味をたっぷり堪能できる炊き込みご飯は、絶対に注文したい一品。
さて、今回の料理を手がけたのが内藤栄二郎シェフ。
朝どれの新鮮な魚類を愛媛から空輸で仕入れているのだそう。試食の場で新メニューが飛び出すなど、柔軟な発想は料理の端々に感じられました。
素材の旨味を余すことなく堪能できるのに食べやすい工夫がなされていて、細かな仕事ぶりにひたすら感激しました。
正直なところ「愛媛といえばみかん」というイメージが強かったものの、柑橘類はもちろん、肉に魚にと恵まれた環境で育った食材の数々に愛媛の新たな魅力を教えてもらいました。
・香川・愛媛せとうち旬彩館 http://www.setouchi-shunsaikan.com/
・「春秋ツギハギ日比谷」 http://shunju.com/tsugihagi
(有楽町today編集部)
有楽町today編集部が有楽町についての情報を発信します。