(このイベントは終了しました。)
年間通じて観光客が多く、全国トップクラスの人気を誇る沖縄。温暖で過ごしやすい気候、海や山の恩恵をたっぷりと受けた食材を使用した郷土料理、沖縄県人のゆったりとした温かな人柄。“沖縄ならでは”のあらゆるものは「癒し」として女性を中心に人気が高まる一方で、首都圏のアンテナショップや沖縄料理店も軒並み好調です。そんな沖縄の「もずく」や「スターフルーツ」をはじめさまざまな特産品、伝統文化を知ってほしい。さる3月15日(日)有楽町駅前広場にて開催された「あったかいさぁー おいしいさぁー 旬をまるごと沖縄フェア」は、有楽町駅前にそのまま沖縄がやってきた楽しげな賑やかさで人々を楽しませていました。
ゆるキャラ登場のステージイベントや、「もずく」「スターフルーツ」の無料試食コーナーなどが有楽町に登場!
10時30分から開催された同フェアは、物産品販売あり、沖縄観光案内コーナーあり、炎舞太鼓やミニライブありと盛りだくさん。沖縄にまつわるクイズ大会では、沖縄のゆるキャラも登場し、問題に対する答えを真剣に考えながら結果に一喜一憂する人たちで大盛況。
ワゴンで登場したのは、同フェア最大の目玉として沖縄県が力を入れている「もずく」「スターフルーツ」。いずれも無料で提供され、興味深そうに足を止め試食品を受け取る人たちの「美味しい!」の声で溢れかえりました。
沖縄名産として知られているもずくは、沖縄の家庭の食卓や飲食店ではごくごく自然な食材。採れたてがすぐに食べられるとあって、幼い頃から新鮮なもずくを食べて育った沖縄県人はお吸い物などにして毎日のように食べるとか。
もずくの新鮮さの見分け方は「シャキシャキとした歯ごたえや食感があるかどうか」。もずくに歯ごたえ?と意外に思われるかもしれませんが、本当に新鮮なもずくはしっかりとした食感があるそう。当日採れたてのもずくは、輸送の関係で沖縄以外ではなかなか食べることができないからこそ、沖縄に足を運んだら「まずは、もずく!」と覚えておいて。
スターフルーツは、沖縄が生んだ新たな注目食材。真上から見ると星型の形状である特徴から命名されました。甘みが少なくサッパリとした味わいは、そのまま食べても美味しいですが、サラダをはじめとした料理に使用することがおすすめです。
どんな料理にもマッチするアクの強くない爽やかな味わいで、ややシャキッとした食感も楽しいおすすめフルーツ。今後、拡販を目指すとのことなので、都内でも手に入る店舗が増えそう。都内アンテナショップや沖縄名産店をチェックしてみて。
沖縄野菜やミニ胡蝶蘭は特別価格での提供!全国的に人気が高い沖縄の観光旅行は多彩なアレンジが可能!
県産品がズラリと並べられたブースでは、沖縄の恵みがそのまま味わえる沖縄野菜の数々。色鮮やかで、しっかりとした味わいにも定評がある沖縄野菜。訪れた人たちがスタッフに調理法を聞く姿も多く見受けられ、「東京で手に入る沖縄」を自宅で楽しもうとする人たちの弾んだ声が印象的でした。
また、胡蝶蘭の名産地でもある沖縄らしく、「ちょっとしたサイズで育ててほしい」と改良されたミニ胡蝶蘭の販売コーナーも。食材から花に至るまで、すべて特別価格での提供とあって、さらに人垣は増える一方に。
観光案内コーナーでは、具体的に旅行の相談者が。沖縄の色鮮やかな民族衣装を着ることができるコースや、三線を習うことができるコースなど、沖縄旅行は多彩なアレンジが可能。日常を忘れ、ちょっとした非日常空間にココロとカラダのデトックスに出かける気分が味わえます。
また、風土と人間性に恵まれた沖縄に魅せられ、一度の観光のつもりが、2度3度と足を運ぶうちに永住を決める人が他県と比べてとても多いことも沖縄の特徴。国内だけでなく、諸外国への玄関口の役割を果たす沖縄は、海外からの移住者が多いことでも知られています。度量が大きく、異文化コミュニティーが自然とできあがっている土地です。
いずれのブースも、当日は日曜日ということもあり人足が途絶えることなく盛り上がり、「次回はいつ開催するの?」といった質問まで飛び出すほど。沖縄県の注目度・人気の高さをあらためて実感するフェアとなりました。
有楽町today編集部が有楽町についての情報を発信します。