海産物をはじめとした多くの名産品で知られる大船渡市・陸前高田市・住田町。その気仙二市一町が、去る9月30日(金)~10月2日(日)、有楽町駅前広場で「いわて・三陸けせん希望ストリート2016in有楽町」を開催しました!
大船渡市・陸前高田市・住田町による復興の感謝をこめたイベント、有楽町駅前広場で開催!
三陸海岸を擁する岩手県の沿岸南部に位置する大船渡市・陸前高田市・気仙郡住田町は、古くから豊富な海産物・加工品や、美しい観光名所が多くの人々に親しまれてきました。2011年3月11日に発生した東日本大震災で甚大な被害を受けながらも、復興の歩みを止めないポテンシャルとマンパワーがあらためて高い評価を得ています。
そんな気仙二市一町によるプロジェクト「いわて・三陸けせん希望ストリート」は、今年で開催5回目。東日本大震災を機に、大きな地域課題となっている失われた販路の回復と新たな販路開拓に加え、東京電力福島原発による風評被害の払拭、食の安心・安全のPRを目的に実施されており、海産物を筆頭に、お酒や銘菓、工芸品など、生産・加工品がズラリと並び、毎回注目度が高いワクワク感あふれるイベントです!
有楽町駅前広場が三陸けせん一色に!おいしい名産品や観光案内に触れた楽しい3日間
今年は9月30日(金)~10月2日(日)の3日間にわたって開催された「いわて・三陸けせん希望ストリート2016in有楽町」。初日30日(金)のオープニングセレモニーに先駆け、ゆるキャラのおおふなトン・たかたのゆめちゃん・さんてつくんがお目見えし、イベントに花を添える盛り上がり!イベント期間中、ステージに登場したり、定期的に場内を練り歩く姿も愛らしく、大人から子どもまでほっこりとしたひとときに。
もっともにぎわっていたのは、40事業者が出展した展示販売ブース。大船渡市・陸前高田市・住田町を代表する名産品が勢揃いし、魅力たっぷり!各ブースをはしごしながら、買い物だけでなく販売者との交流を楽しむ様子が心温まる3日間になりました。
また、展示販売会と並んで注目を集めたのが、陸前高田市観光物産協会の副会長を務める實吉義正さんによる「震災語り部」。ハード面の復興とともに、想定外の生活を強いられている人々の心の復興への願いをこめ、映像を使用しながら真摯に語られたお話と、真剣に耳を傾ける方々が印象的でした。