時間旅行に身を委ねるように、忙しない日常からショートトリップ。そんな非現実を叶えることができるのが映画です。ストレスフルな現代社会を生きる人たちにこそ、多彩な世界に触れられる映画はおすすめのビタミン剤。そこで有楽町.TODAYでは、有楽町エリアで気軽に足を運んで楽しめる映画館をご紹介します。今回ご紹介するのは、ビックカメラでおなじみの読売会館8Fにある「角川シネマ有楽町」。一体どんな映画館なのでしょうか?
セレクトセンスの良さは折り紙つき!KADOKAWAが洋画中心の構成で誕生させたミニシアター
株式会社KADOKAWAが、自社コンテンツである角川映画と、配給契約を結んだ映画を上映するため、先にオープンしていた「角川シネマ新宿」の姉妹館として2011年2月19日、有楽町エリアに誕生させた同映画館。「映画に親しみながら楽しんでほしい」との想いが込められたコンパクトなミニシアターです。
角川シネマ新宿が邦画・アニメ中心であることに対し、こちらの有楽町は洋画中心の構成。特に、女性が好むラインナップに定評があり、口コミ人気も手伝い女性を中心に客足が多い映画館として知られています。
中でも、フランスをはじめとしたヨーロッパ映画や、音楽を題材にした映画に力を入れていることが同映画館の特徴。ハリウッド映画の取扱いもありますが、コンセプトがしっかりとしているため、セレクトのセンスの良さは折り紙つき。映画好きの人はもちろんのこと、それほど観ない人にも受け入れられやすい映画が上映されるとあって、公開ごとに足繁く通う人も少なくありません。
ミニシアターとしてはめずらしい傾斜角が設けられた見やすい設計
ミニシアターの魅力は、まるで気心知れた友人の家に遊びに行くように気軽に足を運べること。「映画がより身近に感じられる」という街の声もあるほど、同映画館も独自の親しみやすさが魅力です。
加えて、映画が見やすい細やかな仕掛けも。通常のミニシアターではスクリーンに対し座席の並びがフラットで、大人数収容のロードショー館のような傾斜がない劇場が一般的ですが、角川シネマ有楽町はミニシアターとしてはめずらしい傾斜角がある劇場。このため、一般的なミニシアターではなかなか味わえない楽しみ方ができます。
4月公開の映画は、“大人のフレンチ・ラブストーリー”としてフランス映画祭で大絶賛された「間奏曲はパリで」。パリの風景や雰囲気が堪能できるだけでなく、女性なら誰しも共感できる心の機微を丁寧に描いた作品として人気が高い一本です。
5月以降も、「ジェームス・ブラウン~最高の魂(ソウル)を持つ男~」、「雪の轍(わだち)」(第67回カンヌ国際映画祭 パルム・ドール大賞受賞作)、「ラブ&マーシー 終わらないメロディー」が控えており、いずれも粋なセンスが感じられる作品ばかり。
映画が身近に感じられる!気軽に映画を楽しむためのお得なサービスも充実
気軽に映画を楽しむためのメンバーズサービス「TCGメンバーズカード」(年会費1,000円)も用意。会員になると、一般通常1,800円が1,300円で鑑賞が可能。火曜金曜の会員サービスデーは1,000円でOK!グッとお得になるうれしいサービスです。
加えて、一般的に「レディースデイ」として知られる水曜日は、「水曜サービスデー」として会員資格の有無や男女問わず、どなたでも1,100円で鑑賞が可能になっています。
ストレスリリースに。あるいは、ミニシアターの素晴らしい空間とともに映画を味わうために。角川シネマ有楽町で、ショートトリップ気分に浸りながら気軽に映画を楽しんでみて。
角川シネマ有楽町
住所 | 東京都千代田区有楽町1-11-1 読売会館8階 |
---|---|
アクセス | JR有楽町駅 国際フォーラム出口前ビックカメラ上 東京メトロ有楽町線 有楽町駅 D4出口直結 |
TEL | 03-6268-0015 |
URL | http://www.kadokawa-cinema.jp/yurakucho/ |
有楽町today編集部が有楽町についての情報を発信します。