ストレスフルな日常から気軽にちょっとエスケープ。それを可能にしてくれるのが、劇場で楽しむ映画です。鑑賞作品をじっくりと味わえるだけでなく、非日常的な時間と空間を楽しめるお得なぜいたく。有楽町.TODAYでは、オススメの映画館を厳選してご紹介します。今回は、有楽町エリアで最古の歴史をもつ「有楽町スバル座」。重厚な時代とともに過ごした同劇場の魅力に迫ります。
有楽町エリア最古の劇場!時代とともに歩み続けた由緒正しきシアター
1946年12月31日、本邦初のロードショー劇場として開館した同劇場は、火災などの憂い目に遭いながらも、つねに時代の最先端の雰囲気をまといながら、多くの人々を「映画」というカルチャーにいざなってきました。
火災焼失からの再開館時や、2000年代に入ってからなど、時代の変革に合わせて都度方針を転換し、現在では番組編成をフリーとして、洋画・邦画問わずあらゆる作品を上映するオールラウンダーの劇場として人気を集めています。
昭和初期の作品試写会の際には、皇室関係者や往年の銀幕のスターたちが足を運んだほど、由緒正しき劇場として名を馳せたことも同劇場の大きな特徴。歴史に寄り添い、時の流れを見つめながら、激動の時代をともに歩み続けてきました。
全席自由席を採用し、気軽に映画を楽しむ空間を提供!有楽町駅前でストレスリリースを
昭和初期から中期にかけて、他劇場がすべて自由席だった時代には、全席指定席で満員御礼が続いたほど大人気。時を経て、全席指定がスタンダードとなった現在、同劇場は全席自由席というちょっとユニークな独自ルールを採用していることも特徴のひとつ。座席にとらわれず、その日のキブンで「映画を楽しむ時間と空間」を提供しています。
現在の上映作品は、竹野内豊さん主演の超話題作「at Home アットホーム」。年末には「パラマウントクラシックス」と題してオードリー・ヘップバーン特集が上映されるなど、いずれも話題の邦画、洋画ジャンルを問わずセレクトセンスが光る作品が続きます。
戦時や火災からも蘇った劇場として歴史を感じさせる趣きのある空間で、至福の一本を楽しむ極上のひととき。きっと今まで以上に、映画がもっと好きになるはず。ストレスリリースにちょっとしたぜいたくを。有楽町駅前の「有楽町スバル座」に足を向けてみませんか。
有楽町スバル座
住所 | 東京都千代田区有楽町1-10-1 有楽町ビルヂング2F |
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アクセス | JR有楽町駅日比谷口前 |
TEL | 03-3212-2826 |
座席数 | 270席 |
スクリーン | スタンダード:縦3.1m×横4.0m ビスタ:縦3.1m×横5.8m シネマスコープ:縦3.1m×横7.0m |
音響 | ドルビーデジタル、ドルビーSR |
URL | http://subaru-kougyou.jp/movies/ |
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